簿記2級に合格しました!
2021年の目標の一つ、簿記2級に無事合格できました。
日商簿記2級ってどんな資格?
もっともコスパの高い資格の一つとされる簿記2級。決算書を読む能力などが身につき、多くの業種で転職に有利に働くと言われています。合格率は平均25%前後ですが、2020年11月に行われた156回はなんと18.2%でした。
実際の出題内容
私が受験したのはCBT方式の試験です。毎回、出題内容は変わりますが、一例として。
第1問
仕訳問題5つです。
- 支払手形の改更
- その他有価証券の税効果会計
- 減価償却費(生産高比例法)
- 繰越利益剰余金の分配
- (あともうひとつは忘れました)
第2問
株主資本等変動計算書でした。基本的な問題で特にひねったものではなかったです。
第3問
損益計算書でした。こちらもほとんど発展的な問題はなく、減価償却費が200%定率法、生産高比例法、リース資産(利子抜き法)の定額法だったのと、法人税等の金額が問題文で提示されていて、減価償却費の税効果会計の問題になっていました。
第4問(1)
工業簿記の仕訳問題が3つ
- 素材の買い入れ+材料副費として間接費を予定配布
- (何か忘れました)
- 仕掛品を製品に振り替える
第4問(2)
等級別総合原価計算が4つ
第5問
全部原価計算と直接原価計算の損益計算書を作成する問題で加工費のみ予定配賦を行なっているという問題。
勉強方法
オンライン資格講座のスタディングを利用して勉強しました。
過去に簿記のテキストを買ったはいいけど、やる気が出ずに挫折してしまったので、別の勉強法を探していて、スタディングをオススメしているブログ記事を見て利用を決めました。動画でいつでも講座が見られるし、スマホやPCから練習問題を解けるので、スキマ時間を利用して勉強できるのが助かりました。
勉強の流れは「学習フロー」があらかじめ用意されています。具体的にはこんな感じ
- 学習範囲ごとに講座動画を視聴する→対応した練習問題を解く
- 実践力アップテストを解く→解法講座を見る
- 模試問題を解く→解法講座を見る
講座を見て、実際に解く、復習するのサイクルを繰り返せるように構成されています。
実践力アップテストと模試問題は解答用紙を印刷できるようになっているので、ペーパー試験本番と同じ形式で問題を解くことができます。
実践力アップテストと模試を2、3回ずつ解き、合格点に満たなかった部分を集中的に復習しました。
スタディングはこんな方にオススメ
コスパよく勉強したいけど、テキストだけで完全独学は挫折しそう。
まさに私みたいな人にオススメです。
スタディングは、自分の学習記録が残せたり、スタディングのホームページ内SNSがあり、勉強仲間の学習内容がわかるようになっており、勉強のモチベーションを維持できるような工夫がなされています。
スタディングはコスパが良いオンライン資格講座ですが、完全独学で勉強できる人にとっては不要です。
また、2級に合格した後、さらに1級や会計士の資格を取りたい人には少し物足りないかもしれません。