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【簿記CBT方式ってどんな試験?】ペーパー試験との違いについて

2021年2月28日

日商簿記2級のCBT方式試験を受験してきました。まず、結論からお伝えするとCBT方式の試験はオススメしません。その理由とペーパー試験との違いについてまとめます。

CBT方式の試験とは?

CBT試験とは、パソコンを使ったネット試験方式のことです。

ペーパー試験との違い

試験日

ペーパー試験の場合、試験の開催日は2月、6月、11月の年3回ですが、CBT方式の場合はテストセンターによって違いますが、会場の空席さえあればいつでも受験できます。予約したい日の3日前までに予約をすれば間に合いますし、3日前まで予約のキャンセルも可能です。

持ち物

ペーパー方式の場合、受験票、筆記用具、電卓、身分証明書が必要になりますが、CBT方式の場合、受験票は発行されません。また、筆記用具も会場で準備された物を使用するため必要ありません。電卓と身分証明書だけが必要な持ち物になります。

試験を受ける前に持ち物チェックがされます。自前の筆記用具や腕時計も持ち込めません。

試験時間

ペーパー試験の場合、2級と3級は制限時間が2時間ですが、CBT方式の場合、2級は90分、3級は60分です。

CBT方式の受験の流れ

※会場ごとで違いがあるかもしれません。あくまで一例としてご覧ください。

本人確認

身分証明書を提示し、本人確認をして、受験者名の確認、検温をされます。

本人確認が済むと、受験者IDとパスワードが書かれた紙、A4サイズのメモ用紙2枚とボールペンを渡されます。

持ち物を預ける

電卓以外はロッカーに預け入れます。スマホの電源を切ってロッカーにしまうように言われます。受験前にもう一度ポケットの中に何も入ってないか確認されます。確認が取れたら受験する座席まで案内されます。

受験する

操作方法画面が表示され、受験開始ボタンをクリックして試験が始まります。

  • 残り時間は画面下に表示されています
  • 仕訳問題の勘定科目はプルダウン(選択肢は5,6個くらいでした)
  • 数字はテンキーで入力

試験終了ボタンをクリックするか、制限時間が来ると自動的に試験終了となります。その場で採点結果が表示されます。

採点用紙を受け取る

画面に表示された採点結果を印刷します。A4のメモ用紙は回収され、試験場に持ち込んだ持ち物を見せて(カンニングがなかったか確認してるんだと思う)マスクの裏に何も書かれてないか確認されて、採点用紙を受け取り帰宅となります。

CBT方式の注意点

試験会場には5分前〜30分前にお越しくださいという案内があると思いますが、余裕を持って行った方がいいです。到着順に列に並んでいるので、30分後の試験に予約している人が先に来ていて、5分前の自分が待たされるということが起こります。

CBT方式のメリットとデメリット

CBT方式のメリットとデメリットをまとめると次の通り

メリット

  • 受験日・受験時間が柔軟に選べる。

3日前まで予約できますし、キャンセルも可能なので、仕事で受験できない可能性がある人にはメリット。また、ペーパー試験の方は受験級によって11時開始・13時開始と時間も決まっていますが、CBT方式では受験時間も選択できます。

※ただし、近所の会場が空いているとは限らないので注意

デメリット

  • 雑音で気が散る

入退室のタイミングがバラバラなので、雑音がかなり気になります。入室した人から順に試験開始となるので、自分が座席に着く時点ですでに問題を解き始めている人もいるし、自分が問題を解いている間に入室してくる人もいます。先に試験開始している人は、当然先に試験が終了するので、先に退室します。

コロナ対策もしており、ある程度の人が入れ替わるタイミングで、座席の消毒も行ってました。

キーボードの入力音も電卓を叩く音の比じゃないです。操作する人にもよるんですが、ガタガタッガダガタガタッって本当にうるさい人がいてびっくりしました(笑)絶対、静かな環境じゃないとイライラして集中できないという方にはかなりのデメリットです。

気が散るし、かなり焦った…
  • 問題が解きづらい

まだCBT方式の模試などは少ないと思います。私もずっと筆記で対策をしていたので、パソコンで回答を入力するのはやりづらかったです。パソコン操作に慣れていない方のデメリットではなく、はじめてCBT方式を受ける方全員にとってデメリットだと感じました。操作画面にはかなり改善の余地ありという感じでしたが、おそらく当分このままだろうと思いますので、商工会議所ホームページのネット試験(操作体験版)を見てから受験するのがいいと思います。

※ただしMacOSには対応していません

  • 試験時間(制限時間)が短い

長い勘定科目を書かなくていい分、試験時間が短く設定されているんだと思いますが、考えられる時間もその分短くなるわけですから、見直しの時間も含めて時間配分を誤ると大変です。

まとめ:可能ならペーパー試験がオススメ

ペーパー試験は試験日の1ヶ月程前に申し込みをする必要があります。勉強時間の確保ができるかどうか、受験の際に仕事が立て込んで受けられない可能性がないかどうか、直前にならないとわからない仕事のため、3日前まで予約・キャンセル可能なCBT方式はありがたく、こちらを選んで受験しましたが、かなりやりづらくデメリットのある試験になってしまっています。

確実に勉強の準備と受験ができるとわかる方は、従来通りのペーパー試験をオススメします。